椎名優著漫画「モノクロームミスト」第1巻感想

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私はどうも、神秘的な話が好きな傾向にあるのかもしれません。

だから、ミステリーとかサスペンスとか、

最近、シャーロック・ホームズ系にハマっているのも

その影響だと思われます。

が、ホームズが科学に特化した作品だとすれば、

今回レビューするのはその対極、「オカルト」です。




舞台は西洋のどこかの国。どこかの町。

(パッと見、英国っぽいです。)

主人公シルフレイヴは売れないオカルト小説家ですが、

彼には常人には見えないものが見えます。

それは、人の負の感情が具現化したもの……黒い霧

そして、その中に住まう闇の住人達

ある日、シルフレイヴは街中で唐突に

「猫が見える?」と

少女アンジェリカに問われます。

「猫なら見たかな、昨日……」と

彼が答えると、アンジェリカは急に

無関心になってその場を立ち去ります。

すると、彼女を追うように、一匹の黒猫が見えて、

そしてすうっと消えてしまいました。

帰宅後、シルフレイヴは気になって調査すると、

少女アンジェリカは最近家が火事になり、

両親を亡くしていたのです。

気付くと先刻の黒猫がシルフレイヴの前に現れ、

「彼女、闇の世界の側に堕ちかけている」と

言います。

猫に導かれてシルフレイヴが向かった先には、

「闇の住人」に引きずられて闇の世界に

引き込まれそうになっているアンジェリカが

いて……






それを助けようとするのが、第1巻第1話の話です。

並列世界というか、スターウォーズでいう暗黒面みたいなのが

この作品には存在していて、其処に堕ちたが最後、という

感じな話ですね。

「人の心の闇」というと、怒り、憎しみ、嫉妬……

他には罪悪感とかも? 

ちょっと考えただけでザクザク

出てきますね。


シルフレイヴは、そんな闇の世界に引きずり込まれそうな

人を助けたりしているわけです。

でも、彼が何故、負の感情である黒い霧が「見える」のか、

闇の世界に干渉できるのか……

まあ、主人公だからそういう能力ありきなのですが、

少しずつ漫画の中で明かされていきます。



アンティーク風な表紙がお洒落な、

ミステリアスな内容の漫画です。


作画は一貫して丁寧で、

著者の独特なタッチが随所に光り、

西洋の雰囲気があふれていて好感が持てます。


時代背景ははっきりしていませんが、

「英国の古き良き時代」が感じられます。

後の巻で自動車が出てくるから、やはりビクトリア時代

くらいと考えるべきかな?

ミステリアスな話が好きな人にオススメします。




椎名優著漫画「モノクロームミスト」第2巻感想
椎名優著漫画「モノクロームミスト」第3巻感想




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安曇@白無地堂

Author:安曇@白無地堂
精神疾患持っています。極度の対人恐怖と不安障害、うつ病で、まともに人と接することができなくなりましたので、人とのつながりを求めてブログをはじめました。訪問足あとやコメントを残していただけたら嬉しいです。
両親の影響で1桁年齢より「銀河英雄伝説」にハマって今に至る、深刻なまでの銀英中毒者です。主に帝国より(軍務尚書や皇帝夫妻が大好き!)ですが、同盟側にも好きなキャラが多数存在します。また「アルスラーン戦記」中毒者でもあり、ナルサスとキシュワードがお気に入りです。
数年前に舞台観劇なども始めました。
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